待機児童問題が叫ばれている昨今。保育園、認定こども園、無認可保育園、認可保育園、幼稚園…。
世のお母さんおお父さんは子供をどんな園に通わせたらいいのか頭を悩ませている方もい多いのではないでしょうか??
そんな中、大人気の幼稚園があります。
調べてみると、ここなら私自身も通いたい!!と思ってしまう程、大変魅力的な幼稚園。
もし近隣に住んでいたら、迷わず自分の子供を通わせていたな、と思う程。
その幼稚園の名前は東京都立川市にある「ふじようちえん」その幼稚園の園長・加藤積一さんが7月24日放送の情熱大陸に出演します。
園長・加藤積一さんの経歴やふじようちえんの気になる倍率や口コミについて調べてみました!!
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ふじようちえん園長・加藤積一さんのプロフィール
名前:加藤積一(かとうせきいち)
生年月日:1957年生まれ
学歴:1980年 法政大学社会学部卒業。
職歴:商社勤務、ケーキ店経営などを経て、1992年藤幼稚園入社。2000年に園長就任。
現在:NPO法人全国元気まちづくり機構理事、私立幼稚園経営者懇談会会員も務める。
面白い経歴の園長先生ですね。
商社からケーキ店の経営、そして、園長先生へ…。
元々加藤さんの父親が幼稚園の園長で、20年前に園長を引き継ぎました。
加藤さんの教育モットーは「子どもを育てる近道は、大人が成長すること」という考え。
この教育方針、凄く共感しました。
本当、子供にばっかあれこれ求めたっていけないんだな、と、年中児、今年3歳の二児の子供を育てる私自身も日々痛感しております…。
園には何と60人もの先生がいるとの事!!先生の数だけでも凄くマンモス園なのがわかりますね。
中には外国籍の先生も9人程いるそうです。先生達も個性豊かな先生が揃ってそうですね。
その先生達が子供達が自ら考え、行動できるような仕掛けを次々に考案。
そして、先生達だけでなく園長自身も自ら楽しみながら成長できる新しい遊びを探して時に全国を飛び回り、時に園舎で一人考えているんだそう。
そういえば、正直園長先生ってどんな仕事をしているのか全く知りませんでした…。
園長先生が日々どんな仕事をしているのか凄く興味深いです。
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ふじようちえんの人気、倍率は?
そして、このふじようちえん。
大人気でかなりの高倍率な事でも有名です。
人気の理由は園舎とやはり幼稚園の教育方針。
園児数は640人とかなりのマンモス園でありながら、それでも希望者全員が入園できる状況ではないんだそう…。
実際、このふじようちえんに通わせたくて立川まで引っ越す方もいるそうです。
それだけ魅力的な園を創り上げた園長先生は素晴らしいですね。
では、ふじようちえんの特徴をまとめてみたいと思います。
ふじようちえんの特徴は?
まず、何と言ってもふじようちえんを語る上ではずせないのはこの特徴的な園舎。
この写真を見て「幼稚園だ!!」と思う人はまずいないと思います。
それだけ新しい園舎と言いますか、今までの「幼稚園の園舎」という固定概念を覆す新しい形。
このような園舎にしたのは園長のある思いがありました。それは、「建物で遊べる幼稚園」を造るという事。
園長は常に園内を歩きまわり園児に声かけをしているんだそう。
そのスタイルをヒントに設計を担当した手塚夫妻が「屋根で遊べる幼稚園」というキーワードの下、設計したのがドーナツ状の形の園舎でした。
これ、子供の習性を活用したつくりなんだそうです。
詳しくは手塚さんのプレゼンテーションがあったので、こちらをご覧ください。
子供って丸い場所だとひたすら走り回りますよね。
その子供の特性を活かした造りになっているんだそう。
確かに子供って不思議と同じ場所でもぐるぐるぐるぐる走り回りますよね(笑)
実際、園児も本当にそんな感じなようで、一日に20周走る子もいるんだそう!!
一周あたり200m位らしいので、距離に換算すると、何と6km!!
そりゃ体力のある子供になりますよね…。大人でも一日6kmなんてそうそう走れるもんじゃありません…。
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ふじようちえんの屋根は手すりがない!?
そして、この園舎、屋根に手すりがないんだそう。
ここも園長のモットーで、人というのは本来どこかから落ちても自分の頭をカバーすることができるもの。
何でもかんでも大人が先回りして守ってしまうと、子供のそういう力も逆になくしてしまう、という考えがあるからだそう。
確かに今、過保護すぎる、という兆候もありますよね。
怪我を恐れると言いますか…。
幼稚園側も親からのクレームが怖くて、あまりチャレンジするような行動を控えている、という事もあると思います。
実際、私の子供を通わせている幼稚園がそんな感じです…(笑)
子供なんて、子供同士で喧嘩して少し怪我したり、ちょっと普段できないような事にチャレンジして怪我したりなんて当たり前だと思うし、それが経験だと思うんですが、そういう事も教育する側もやりずらくなってしまっている世の中なんだな、と思います…。
もう一つの特徴、モンテッソーリ教育
そして、特徴的なのがもう一つ、「モンテッソーリ教育」を取り入れているという事です。
モンテッソーリ教育とは「子どもは、自らを成長発達させる力をもって生まれてくる。大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」と言う考え方にあります。つまり"自分での気づき"を大切にし、自立心が育つことを主眼としています。 "Help me, Do it myself."「私が自分でできるように・・・手伝って!!」その子らしさを大切にするお手伝い・・・の気持ちを常に意識して、子ども達との距離を保っています。」
出典:ふじようちえん
大人があれしましょう、これしましょう、と何かしら用意するのでは、なく、子供がこれをしたい!!これに挑戦したい!!という事を自ら決めさせ、大人はそれをあくまでもサポートする、と言った感じですね。
なので、受け身ではなく、自ら意思を持って色々な事が決められる子が育つ、という事ですね。
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英語を話せるようになってしまう!?
ここ数年でも小学校でも英語が授業に取り入れられるようになりました。
もう英語が話せて当たり前、なんて時代が来るのもそう遠くない将来のような気がします…。
ふじようちえんでは英語の授業も取り入れており、園にはネイティブの先生がいる事もあり、週一回英語の授業の時間を設けています。
そして、「英語を話せるようになってしまうクラス」を設け、英語カリキュラム(GrapeSEED)を2010年より導入しています。
あくまでも、勉強ではなく、楽しんで英語を習得できるカリキュラム、というのが幼稚園側の狙い。
導入から6年目を迎えて、子どもたちは、「流暢な英語」を話し始めているんだそう。
子供の吸収する力って本当に凄いですね…。
幼稚園に通いながら、英語まで話せてしまうようになるなんて、親からしてみたらありがたい事この上なく、何とも羨ましい限り…!!
つくづく、近くにあったら通わせたかったなぁ、と何度も思います…(笑)
ふじようちえんの保育料(月謝)、入園費など、お値段は?
園の環境、設備は素晴らしく、モンテッソーリという教育法、そして、英語のカリキュラムまである…。
ここまでくると「でも、お高いんでしょ??」と思いますよね?!
でも、ビックリ!!そこまで高くないんです!(ちなみに、神奈川、都内の幼稚園の月謝と比較した場合です)
保育料 (3歳児)
*英語クラス (5歳児)
*英語グループ (4・5歳児) 26,000円
27,000円
+20,000円
+10,000円
え、安い!!と思わず叫んでしまいました(笑)
ちなみに、これプラス教材費等はかかります。
ここまで色々他にはない特色のある園でこの料金。そりゃ高倍率になるのも仕方ないな、と思いました…。
ちなみに、具体的な話ですと、幼稚園までの距離、幼稚園に何度訪問しているか(親子教室や体験会等一般でも参加できるような幼稚園のイベント等)、プレ保育に通わせているか、等が重要になってくるんだそう。
ちなみに、既に兄弟が通っている方は条件なく入園できるそうです。
なので、プレ保育枠、兄弟枠でかなりの枠が埋まってしまい、その枠以外の人数で入園を争う、という感じになってしまいますね…。
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ふじようちえんの募集人数は?
募集人数は今年度の募集は
4歳児 (2年保育) 5名 (平成23.4.2生〜平成24.4.1生)
5歳児 (1年保育) 0名 (平成22.4.2生〜平成23.4.1生)
となっています。
この募集人数で全員入園できないのですから、人気の程がわかりますね。
気になる!ふじようちえんの口コミは?
実際に園に通っている方、卒園生の親の声も気になる所ですよね。口コミも調べてみました。
■良い点
■悪い点
イベントがある時は3km圏の家庭は、雨など悪天候でも自転車か途歩が原則だったので、不公平感があった。
みなさん、ほぼ幼稚園に大きな不満はなく、満足しているという意見が大半ですね。
ただ、共通して多かった意見は交通の不便さですね。
最寄駅が西武拝島線武蔵砂川駅で、幼稚園まで大人徒歩10分。JRの最寄り駅はなし。
ただ、駅から離れている場所の為、あの幼稚園の園舎や環境が用意できた、という側面もありますね。
テレビ出演により、ますます人気が過熱しそうなふじようちえん。
同じような幼稚園がもっと増えないかな、とふじようちえんに通える場所に住んでいない親からの願いです…(笑)