そして、誰もいなくなった最終回はどうなる?アガサクリスティの小説との関係は?
今期一番のドラマとの呼び声も高い「そして、誰もいなくなった」。
謎が謎を呼ぶ展開で、毎回目が離せないですよね!
このドラマ、原作はないと言われているのですが、実は同名のタイトルの小説があるのです。
1940年に発売された「そして誰もいなくなった」という作品。
作者はかの有名なミステリー界の大巨匠・アガサクリスティ。
アガサクリスティの代表作とも言われる作品で、作品発表から今年で何と76年!!
76年経った現在でも多くのファンを魅了し続けている不朽の名作です。
タイトルが全く同じとなれば、何か共通点があるのか、原作として使われていなくても、何か作品へのオマージュがあるのでは??と気になりますよね。
もしかしたら、ドラマ版「そして、誰もいなくなった」の結末のヒントもあるのでは?!と思い、調べてみました!!
小説「そして誰もいなくなった」のあらすじは?
イギリス・デヴォン州のとある島に、年齢も職業も異なる10人の男女が招かれた。
招待状出したのはで島の主でもあるU・N・オーエン。
なぜか招待状の主は姿を現さないままだった。
やがてその招待状はウソの物であることが発覚。
招待された10日は不安に包まれた晩餐のさなか、どこからか彼らの過去の罪を告発する謎の声が響き渡った。
謎の主により告発された罪は事故とも事件とも判断のつかない物。
その声は録音された物だとわかったが、その直後に招待客の一人が毒死してしまう。
さらに翌朝には手伝いの女性が死んでしまう。
残された者は、それが童謡「10人のインディアン」を連想させる死に方であることに気づく。
そして、10個あったはずのインディアン人形が8個に減っている事にも気づいた。
その上、迎えの船が来なくなった為に残された8人は島から出ることができなくなり、島に孤立してしまう事に。
更に、老将軍の撲殺された死体が発見された。
そして、人形もまた1つ減っている。
ここで皆気づいた。
自分達は殺される為に招待されたのだと…。
そして、孤島となってしまった島。
犯人は残された7人の中にいるとしか考えられない、と…。
皆、誰が犯人かわからず疑心暗鬼。
そんな中、次々と人が死んでいく。
そして、人形も減っていく。
残った最後の1人も犯人がわからないまま精神的に追いつめられて自殺、そして誰もいなくなった…。
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小説「そして誰もいなくなった」の真相は?
事件後、ある漁師がボトルに入った手紙を見つけることですべての謎が解明した。
真犯人は被害者の1人と思われた招待客の1人であったのだ。
真犯人は殺害されることになるが、それは何と巧妙な偽装死で、全てが終わった後に告白文を書きボトルに入れ海に流して本当に自殺した。
よって、偽装死だった犯人も最後で死ぬ事を手紙により語る事により、「そして誰もいなくなった」はその名の通り誰もいなくなったのだった。
小説とドラマの共通点は?
ドラマの方は小説とは完全に舞台が違いますね。
それぞれのポイントは
・孤島から出られなくなった10人が主人公
・童謡による見立て殺人
・謎の声
ドラマ
・エリートサラリーマンの男
・第三者に個人情報を奪われ、「自分」の存在証明がこの世からなくなってしまう
・「ガキの使い」という謎の人物がキーマン?
共通点はと言うと、この謎の声でしょうか。
ドラマ版でも「ガキの使い」という謎の男からの電話がキーになっています。
なので、この謎の声の部分はもしかしたらオマージュしたのかな??と思います。
後は気になる犯人ですが…。
小説版のそして誰もいなくなった、のように、もう全く関係ないと思われる人(小説で言うと被害者だと思われていた人物)が犯人、なんて事もありそうな感じがします。
今の段階ではドラマの方は全員怪しいというか、まだまだ犯人の予測が全くつかない展開で、視聴者側としては嬉しいような歯がゆいような、という展開ですが…(笑)
もう一つ、今までの放送されている内容で、オマージュかな?と予想できるのが、第3話のはるか(ミムラ)の死。
これ、怪しいなぁ、と思います(笑)
だって、突然過ぎですし、いきなりホテルから飛び降りるかなぁ、と…(笑)
このはるかの死が小説のように実は偽装死だった、なんて事もあるかな、と。
そして、もしはるかも犯人だったら更に小説のような展開ですね!!
ドラマの方はまだまだ伏線が多いままの展開となっています。
今後も見逃せない展開が続きそうです。
引き続き、ドラマの方もチェックしていきたいと思います!!
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