日本の教育機関の倫理観を問われる話題が世間を賑わせていますね。
新たに当事者として名前のあがった東京医科大学理事長の臼井正彦氏。
臼井正彦氏の略歴が気になったので調べてみました。
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臼井正彦理事長の略歴は?
年齢:77歳 ※2018年7月5日現在
出身地:静岡県下田市
出身校:東京医科大学
1966年に医師免許を取得し東京医科大学を卒業。
1970年には東京医科大学大学院の単位を取得。
そして1971年に東京医科大学眼科学の助手となって、
1973年に東京医科大学の講師へ。
1974年から1年間、フランスパリ大学オテルデュ病院の眼科に留学し、
1978年に東京医科大学眼科学の助教授となる。
1987年には教授に。
2003年に東京医科大学病院長となったのちに、
2005年には東京医科大学学生部長となり、
そして2007年に名誉教授、2008年には学長となる。
現在の理事長には2013年に登りつめた。
東京医科大学一筋、生え抜きの経歴ですね。
臼井理事長は、疎開先の下田で、
黒船祭りの劇でペリーの役をやったのがきっかけで、
本当は外交官になりたかったようです。
ですが、周りに勧められて、
中学の頃には医者を目指すようになったのだとか。
そして内科に進むつもりだったのだけど、
大学4年のクラス旅行で主任教授の背中を流しているうちに
眼科を目指すようになったのだとか。。
ちょっと何言ってるかわからないのですが、
これ、本人がインタビューで語っています。
主任教授の専門が眼科で、
その主任教授を慕ってという意味なんでしょうかね。
ちょっとわからないですね。。
そんな臼井理事長ですが、きっかけはどうあれ、
日本眼科学会でも理事を歴任してきているようなので、
眼科分野においてはかなりの権威だったことが伺えます。
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臼井正彦理事長は著書も多数
臼井正彦氏の著書の多さからも、眼科分野において相当の権威であることがわかりますね。
さすが医学書なだけあって、
なんだか難しそう&高い本ばかりがずらりと並んでいるわけですが、
極めつけはこちら!
まさに臼井理事長の理念と人生の集大成とも言うべき著書がこちら、
↓ ↓
信頼される医師を目指して
素晴らしいです。
その通り。
目指してはいたんでしょうね。。
その成れの果てがこのような結果です。
臼井理事長が目指していた理念とはまったくの正反対。。
この際、150の格言をすべて読んでみたくなりました。
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臼井正彦の子供の大学はどこ?
さあ、こうなってくると、気になるのが、
自分の子供はどうだったの??ってところ。
まさか、東京医科大学。。。なんてことはないでしょうね。。
気になったので調べてみました。
臼井理事長には6歳ずつ年の離れた子供が3人いらっしゃるようです。
そして、当然といえば当然の流れなのかもしれませんが。。
全員医者。
え!?ということは!?
と思ってさらに調べてみたのですが、
お子さんがどこの大学を出ているのかわかりませんでした。。
父が東京医科大学一筋なだけに、
お子さんも東京医科大学ではないかと思ったのですが、どうでしょうね。
だって東京医科大学なら、父の目の黒いうちは入学簡単ですもの。。ね。。
こちらの記事の読者の方よりコメントにて情報をいただきました。
臼井正彦さんのお子さんは臼井智彦さんというお名前で、
同じ眼科医のようです。
そして。。。東京医大卒。。。
これは。。やっちゃってるぅ??のでしょうか。。
(コメントにて情報提供くださった方、ありがとうございました!)
過去にも賄賂が?東京医科大は不正の温床なのか?
今回の件について調べているうちに、
気になる記事も見つけました。
2009年の東洋経済の記事なのですが、
東京医大で不祥事が続発、臼井学長の進退に波及も
というタイトルで、当時、東京医科大学の学長であった臼井正彦氏の進退にも影響する出来事があったようなのです。
しかも、記事の冒頭で
「正義・友愛・奉仕」を校是に掲げる東京医科大学で、ここ数年、信じがたい不祥事が相次いでいる。
(引用:東洋経済ONLINE)
という書き出し。
どうやら、学長就任以前に医局員から謝礼を受け取っていたという事実が発覚したらしいということ。
さらに、ファミリー企業をつくって、
地位と権力を利用して私腹を肥やしていたようです。
実母や妻、子どもとともに会社を設立し、
そこの役員を務めていたと。
東京医科大では教職員による営利企業の役員兼職を禁止しているにもかかわらず。
しかも、その会社を経由して、眼内レンズを販売し、
14年間にわたって総額で2億円以上も手数料を受け取っていたというのです。
2億円の手数料ってどんだけ手数かけるのって感じですよね。
さすがに当時、調査委員会が設置されて色々違法行為を調べたようなのですが、
現在、この方、当大学の理事長。
そして今回の件。
もう起こるべくして起こってますし、
今まで明るみに出ていない件が一体どれくらいあるのでしょうかって話ですね。
この記事には
不祥事を乗り越えて学長の座に就いた臼井氏は、ある意味で強運の持ち主だといえる。
(引用:東洋経済ONLINE)
と書かれていますが、
ドラマじゃないのか?というくらい、
現実はもっと真っ黒なようです。
東京医科大学ほどの権威があると、
このような悪事もいとも簡単に行われてしまうのでしょうね。。
みんなひれ伏して。。
何よりかわいそうなのは、
真面目に死に物狂いで勉強して、
やっとこの大学の籍を獲得した学生たちですよね。
必死に目指してきた場所が、
こんな悪事の温床だったなんて残念で仕方ないと思います。