松嶋菜々子さん主演で話題のドラマ「営業部長 吉良奈津子」
仕事と育児、家庭の両立で悩む現代のワーキングママの心情をリアルに描いており、働くママから絶大な支持を得ているドラマ。
共感する女性が多く、これこれ!!この気持ちわかるー!!と画面の前で叫んでいる女性も多いのでは??
松嶋さんが着る毎回素敵なファッションにも毎回注目が集まっているこのドラマ。
結末はどうなるのか気になっている方も多いのでは??
最終回を予想しつつまとめてみようと思います!!
営業部長 吉良奈津子 最終回ネタバレ 結末は?
吉良奈津子(松嶋菜々子)は産後職場復帰し、仕事と家庭を両立するのに試行錯誤しながら奮闘するという話。
ですので、最後は仕事家庭も育児もうまくいく、というハッピーエンドになるのではないかと思います。
その中で、「家庭での成功」「仕事での成功」という二つの軸をどう描くのか、その2点をクローズアップしてみたいと思います。
吉良奈津子は家族・育児で成功を掴む?
奈津子の夫・浩太郎(原田泰造)は一時期ベビーシッターの坂部深雪(伊藤歩)に気持ちが向いてしまい、奈津子と離婚の危機を迎えた事もありました。
ですが、その危機を救ったのは他でもない息子。
息子はまだ3歳。ですが、両親が不仲になっていくのを感じ取っていました。
そんな息子の姿を見て二人は改心しなければと話し合いをし、心のうちをさらけ出しました。
奈津子はいつの間にか仕事を優先するあまり、家庭の事も育児もおろそかになっていた事を詫び、浩太郎も育児に協力すると言っておきながらシッターに任せてばかりになっていた事を謝りました。
そして、仕事復帰して輝いていく奈津子に嫉妬し、焦りの気持ちもあった事も素直に話しました。
ここで夫婦の気持ちが戻り、わだかまりもなくなり、仕事に家庭にと邁進していく事ができるようになります。
そして、仕事復帰に反対だった姑にも子供の面倒を頭を下げてお願いしました。
ここで今まであった姑・周子(松原智恵子)との確執も解消されるでしょう。
苦手だった姑・周子に頭を下げてお願いした事を見ると、奈津子の心が大きく変化したのもわかります。
プライドを捨て、家庭と仕事を両立するためには家族の協力が不可欠だという事がよくわかったのだと思います。
浩太郎も育児に協力的になり、息子の送迎等、積極的に育児に参加していきます。
奈津子と浩太郎がしっかり気持ちをぶつけあえた事で、お互いが本当に必要な物に気づき、お互いが思いやりを持ちながらそれぞれ家庭での役割もはたしていく、というラストになると思います。
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吉良奈津子は仕事でも成功を掴む?
奈津子は、休職する前にクリエイティブディレクターとして活躍したクリエイティブ局に戻る事を希望していましたが、復帰して所属したのは希望していた部署ではなく、営業開発部でした。
その営業開発部で部長のポストに就く事になりました。
そこで奈津子はクリエイティブ局に戻れるよう営業部を業績不振から復活させる事に。
営業部のメンバーは曲者ばかり。
そのメンバーをまとめ、彼らの考え方を変え、仕事での結果を出していくうちに、メンバーとの絆も深まっていきます。
クリエイティブ局に戻ることを目標に、営業開発部に部長として頑張ってきて見事業績アップにも成功しました。
そして、斉藤常務からクリエイティブ局に戻ることを認られる事に!!
部下たちのと絆が深まり、クライアントとの信頼関係も深まった奈津子は営業部に残る事を選ぶのではないかと思います。
奈津子に反発していた元部下・クリエイティブディレクター高木啓介(松田龍平)も、営業部に残った奈津子と今後も協力しながらやっていく事になり、最強のペアとして会社に貢献していくのではないかと思います。
終わり方としては反発していた部下がついてくる事になりというのはこのようなサクセスストーリーのドラマでは定番、という感じもありますが、仕事も家庭もうまくいく、という結末が一番しっくりくるかな、と思うので、「家庭の危機も仕事の危機も乗り越え、自分の中で新しい価値観と答えを見つけた」というラストになるのではないかと思います。
特に離婚の危機を乗り越えるシーンは共感した既婚者の方は大勢いたのではないかと思います。
妻も夫もそれぞれが自分の苦労だけを相手にぶつけ、相手に対する思いやりを忘れてしまい、一番大切な物を見失ってしまう。
そして、夫は違う方に逃げ、一番大切な人を傷つけてしまい、妻も一番大切である子供の事、夫の事を後回しにしてしまう。
その事をお互いが心から反省し、本当に大切な物に気づき、もう一度ここからスタートしよう、と夫婦で思いあえたのは私自身も凄く考えさせられ、気づかされた事でした。
働く女性が多い時代、このような問題にぶつかった夫婦は多いのではないかと思います。
なので、このようなシーンを描き、ただの仲良し夫婦で最初から最後で終わらず、夫婦の危機を乗り越えた、という描写にした事で逆にこのシーンに勇気づけたれた方も多いのではないかと思います。
最終回、奈津子の家族、奈津子の仕事がどのような未来に向かって歩き出すのか、最後まで注目していきたいと思います!!